プロパンガスの会社は、選べます

電気や都市ガスの会社を選べるようになったことは、よく知られています。実はプロパンガスは、それより前から料金も会社も自由です。一戸建て(持ち家)なら、ガス会社をご自身で選び、変えることができます。

よくある思い込みは「プロパンガスのよくある誤解」にもまとめています。

「選べる」ことを知らない人が多い

日本生活協同組合連合会が2019年に行った調査では、プロパンガスは「自らガス会社やメニューを選ぶことができる」ことを「知らない」と答えた人が63.5%でした。同じ調査では、請求書で基本料金・従量料金などが「一切区分されていない」という人も9.0%いました。

出典:日本生活協同組合連合会「電気・ガス料金調査」(2019年9月)

当協会のアンケートにも、「ガス会社も変えていいことを知らず、ガス会社によって料金も違うことも全く知りませんでした」(岡山市 K・M様)という声が寄せられています。

変えられる根拠

自由料金プロパンガスは、国が料金を認可する仕組みではなく、各社が料金を決めます。だからこそ、比べて選ぶ意味があります(歴史と規制の違い)。
無断撤去の禁止2001年の省令改正で、ガス会社を変えるときのトラブルを防ぐため、前の会社の設備の無断撤去を禁止するルールができました。
切り替えを妨げる契約の禁止2024年7月からは、ガス会社の切り替えを制限するような条件付きの契約を結ぶことが禁止されました。
最高裁の判断2025年12月23日、最高裁は、一戸建てで「10年未満で解約したら設備の費用を払う」とした契約の条項を、消費者契約法により無効と判断しました(貸付配管と最高裁判決)。

出典:全国LPガス協会「LPガス販売指針」、資源エネルギー庁「LPガスの商慣行是正に向けた制度改正と実効性確保策」(2024年6月20日)、時事通信(2025年12月23日)ほか

変えるときに知っておきたいこと

家を建てる・買うときの注意は「一戸建てを建てる・買うときのガスの契約」に、安全の決まりは「安全を守る仕組み」にまとめています。

選ぶときの目安

登録番号の標識や自主取組宣言など、会社を確かめる手がかりは「プロパンガス会社の確かめ方」をご覧ください。

安さだけで選ぶと、数年後に値上がりして後悔することもあります。料金表を示してくれるか、値上げのルールが書面にあるか、緊急時に連絡がつくか――長く安心して使えるかどうかも大切です。当協会がご紹介するのは、「一方的で不透明な値上げをしない」ことを誓約した会員ガス会社に限っています(なぜ協会が必要なのか)。

← 知っておきたいプロパンガスのこと(一覧)

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