アパートやマンションなどの賃貸住宅では、プロパンガスの会社を決めるのは建物のオーナーです。入居者が会社を選ぶことはできません。だからこそ、部屋を決める前に、ガスの料金を確かめておくことが大切です。
2024年7月からは、賃貸住宅の入居を考えている人がガス会社に料金を直接たずねたら、ガス会社は答えなければならないことになりました。オーナーや不動産会社を通じて、入居前に料金を示すことも求められています。
消費者庁も、「賃貸住宅の契約をする前に、LPガス料金等について、まずは、不動産業者等に尋ねてみましょう」と呼びかけています。
出典:消費者庁「賃貸住宅のLPガス料金 賃貸借契約の前に確認しましょう」、資源エネルギー庁「LPガスの商慣行是正に向けた制度改正と実効性確保策」(2024年6月20日)
| □ ガス会社の名前 | 不動産会社に、どのガス会社かを聞く |
|---|---|
| □ 基本料金 | 毎月かかる固定の料金はいくらか |
| □ 従量単価 | 1㎥あたりの料金はいくらか |
| □ 設備料金 | 金額が書かれていないか(下を参照) |
| □ 値上げのルール | 料金が変わるときは、どう知らされるか |
| □ 都市ガスかどうか | そもそもプロパンガスか都市ガスか |
2025年4月からは、ガス料金の請求は「基本料金」「従量料金」「設備料金」の3つに分けて示されます。消費者庁は、賃貸住宅では、事前の合意がない場合、原則として設備の費用を入居者が負担することはない(2025年4月2日以降に結ばれるガスの契約)と説明しています。
料金の表で「設備料金」に金額が書かれていたら、何の費用なのかを不動産会社やガス会社に確かめましょう。
出典:消費者庁「賃貸住宅のLPガス料金 賃貸借契約の前に確認しましょう」
比べる材料として、国の委託を受けた石油情報センターの調査では、岡山県のプロパンガス料金は、10㎥使った月で10,114円(2026年8月・税込・基本料金込み)です。ひとり暮らしでは使用量がこれより少ないことが多いので、5㎥の6,199円も目安になります。
出典:石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 確報」2026年8月調査
なぜ賃貸住宅のガス代が高くなりやすいのかは、「賃貸住宅のプロパンガス代は、なぜ高くなりやすいのか」をご覧ください。